私立セクシー学園X 第六十一話
露央沙の激しい不安は、いまや動揺へと変わっていた。しかも、よしおの言うには、それらの一部始終は、写真や動画におさめられているということだった。激しく動揺する露央沙。そして、あろうことか、せんだっての、あの、サングラスにコートの男との一部始終も知っているようだった。もはや、激しい動揺を通り越して、暗然たる気分にさせられる露央沙。もはや、どん底の露央沙だが、ふりしぼるようにして、言葉を紡ぎ出した。
「なにが望みなの?」
よしおが答える。
「そんなの決まってるじゃない?いいことに♪」
「具体的にどういうこと?」
なおも露央沙が問うと、よしおは、語り始めた。
コメント
コメントを投稿