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亜紀 Complete Edition 第一話

1. 東京都内の某私立高校。教室内。教壇上。亜紀。本名= M 井亜紀。 24 歳。国語科教師。蠍座。

くりいむレモン#36

 了 2023年8月18日.(C)フェアリーダスト 創映新社

くりいむレモン#35

 CAST Ch-X…桜田良男 A美…尾崎亜美 S山S男…会主山穢司男 U島W奈…牛島若奈

くりいむレモン#34

Ch-Xにとって、それは、はじめての射精だった。つまり、Ch-Xは、オナニーを経験することなく、いきなり異性とのセックスに臨んだのだった。そしてそれは完遂したのだった。そして、また、それこそが、あの、謎の、「ムズムズ感」の正体であった。こうして、Ch-Xの、謎のムズムズ感は、解消された。 「あーっ❤❤」 A美もイッたようだった。二人は、同時に果てた。しばらくして(若いので回復が早い。)、第二ラウンドが始まった。Ch-Xは、トレードマークの帽子を脱ぎ去った。 エピローグ 東京都内にある某私立中学校。その教室内。Ch-Xは、今日も教室にいた。斜め後ろの方の席には、A美が、これもいつもと変わらず着席している。教壇には、今日もU島先生の姿があった。つまり、いつもと変わらない教室の風景だった。以前と違うのは、Ch-XとA美が、男女の恋愛関係として付き合っているということだ。 Ch-X は、U島先生が、自分(Ch-X)に向かって、ウィンクしたような気がした。

くりいむレモン#33

 ズブッ! Ch-Xは、A美を突き刺した。おのれのもので。一気に根元まで深々と刺さった。Ch-Xは、本能的に腰を動かした。激しく前後動するCh-Xの腰。それにともない、Ch-Xの“もの”もまた、激しく出し入れする。 「あーっ❤」 A美は、感じているようだ。しかしそれはCh-Xも同じだった。A美の穴壁(けっぺき)のために、Ch-Xの“もの”がこすれて感じる。Ch-Xの謎のムズムズ感は、MAXに達した。そして...。 「うっ!」 何かが出た。 Ch-Xの、勃起し切ったペニスから。 それは、Ch-Xのスペルマだった。

くりいむレモン#32

 Ch-Xの股間のムズムズ感は、すでに最高潮に達している。Ch-Xは、A美の上に覆いかぶさった。Ch-Xは、以前からやりたいと思っていたことをやった。つまり、A美のバストトップをなめるということである。U島先生が、乳首をなめられるのを見て以来、Ch-Xがやりたいと思っていたことである。それがいま達成されたのだった。A美の、淡い桜色をした乳首が、ピンと起った。 Ch-Xは、爆発しそうな股間のムズムズ感とともに、A美の股間に突撃した。

くりいむレモン#31

 U島先生のバストトップは、黒ずんだざくろのような色をしていたが、A美のそれは、淡い桜色をしていた。パンティーをも脱ぐA美。靴下以外、生まれたままの姿となった。横たわるA美。 「好きにしていいわ。」 Ch-Xの理性は、崩壊した。服を脱ぎはじめる。上着を脱ぎ、ズボンを脱ぎ、ブリーフも脱ぎ去った。靴下と、トレードマークの青い帽子以外、全部、脱いだ。Ch-Xもまた、A美とおなじ恰好となった(その帽子以外は)。

くりいむレモン#30

 A美は、突然、動き出した。Ch-Xの手を逃れ、向き直る。思わず追いすがるCh-X。そんなCh-Xを制止すると、服を脱ぎはじめる。A美がブラウスを脱ぐと、ブラジャーがあらわれた。肩ひもも、腋の下から通して背中で留める部分も、ワイドな、パンティー同様、非常に保守的なタイプだ。A美は、そのブラジャーもとった。非処女のU島先生の爆乳とは正反対の、処女の貧乳があらわとなる。

くりいむレモン#29

 フェードイン もし、いまここにテレビカメラがあるとしたら、それは、A美の内部から捉えるショットである。ピンク色の肉腔内。カメラの視界の中央に、二本の指がのぞいている。指は、しばらく静止していたが、やがて動き出す。カメラに向かってじわじわと迫ってくる。やがて、それは、ふたつに別れ、カメラをつまんだ。カメラは、A美のアレだった。腔内が、愛液の洪水で溢れ出す。 フェードアウト

くりいむレモン#28

 Ch-Xは、みずからの両腕を下におろした。A美の下半身まで引き下ろす。Ch-Xの意思でそうしたというより、ほとんど本能的にそうしていた。Ch-Xの左手は、いま、A美の両の太ももを、ソフトにおさえている。そして、その右手は...。Ch-Xの右手は、A美の腰に当てられていた。そして、“ほとんど”本能的に、その手が、A美のパンティーの内部(なか)に、(脚の付け根の部分から)入っていく。Ch-Xの手が、A美の股間にある“もの”を探り当てた。心臓のドキドキが最高潮に達する。Ch-Xは、そこにある肉の割れ目に、“本能的に”、みずからの指を突っ込んだ。

くりいむレモン#27

 A美が、くるりとターンした。180°回転し、うしろすがたがあらわになる。パンティーバックがCh-Xの目に飛び込んでくる。あの時と同じ、ビデオの画面ごしでない、生のA美のパンティーバックだ。 「いいわ。したいことして。」 大胆なA美。純白のバックが、Ch-Xの眼前にせまる。Ch-Xは、下半身のムズムズ感とともに、A美に抱きついた。両腕をA美の胸の下にまわしている。A美の右肩ごしにキスを求める。A美もそれに応じた。背後から抱きつきながらのキス。非常にいやらしいシーンだ。

くりいむレモン#26

 色柄のない、サイドラインのワイドな、言ってしまえば保守的なパンティーだ。しかし、それがA美らしいともいえた。 A美は、上半身はブラウス、下半身は、パンティーむき出しという恰好となった。ちなみに、靴下は、白のハイソックスだ。 「エ、A美ちゃん!!」 いよいよ興奮するCh-X。それと同時に、またもや、下半身から、あのムズムズ感が沸き起こってくる。 (ま、まただ...。) Ch-Xは、下半身方面からの感覚を意識し、そこに思いを巡らせるのだった。しかし、いま、しれどころじゃない。 「A美ちゃん...。」 Ch-Xも立ち上がった。と、同時にCh-Xの股間のものも立ち上がった。あの日の、U島W奈先生のバストトップを見た時とおなじように、内側からズボンのデニム地を突き上げ、隆起するペニス。青い、ズボンのデニム地が、勃起ペニスのかたちをかたちづくる。

くりいむレモン#25

 “あのビデオみたいなこと”の、“あのビデオ”とは、もちろん、U島先生たちのビデオのことである。流石に、言葉の意味を理解するCh-X。 「ええっ...。」 ドギマギするCh-X。 「もう。面倒くさいわね。」 ドギマギするCh-Xをよそに立ち上がるA美。 紺のブレザー(A美は学生服姿だった。)を脱ぎ、同色のベストも脱ぐ。上半身は、長袖の白いブラウスだけとなった。 「A美ちゃん?!」 さらにドキドキしはじめるCh-X。 しかし、A美は、さらに大胆な行動に出る。紺のスカートのホックをはずし、ファスナーを引き下ろす。スカートが、重力にさからわず、床上に落ちる。純白のパンティーがあらわれた。

くりいむレモン#24

 しかし、A美の反応は、そんなCh-Xの予想とはウラハラなものだった。 「わたしのこんなところを撮って。」 「―――。」 沈黙しているCh-X。 「わたしのことが好きなの?」 「えっ...。」 意外なことを言うA美。 「それならそうと、最初から言えばいいのに。」 A美とCh-Xは幼馴染みだ。かなり長い“最初から”である。 「だったらいいわ。させてあげるわ。君に。」 「させてあげるってなにを?」 本当に、A美がなにを言っているのかわからない様子の、初心(うぶ)なCh-Xだった。 「あのビデオみたいなことよ。」

くりいむレモン#23

A美は、当然のことを口にした。 「そ、それは...。」 言い淀むCh-X。Ch-Xが言い淀むのも当然のことだった。もう一方のビデオテープには、A美のアレな映像がおさめられているのだから。 「...。」 観念するCh-X。A美は、そんなCh-Xを置いて、観終わったビデオテープを取り出すと、もう一本のテープを挿入する。ビデオのコントローラーを使って再生する。そこに映し出されたのは...。 「なにこれ。わたしじゃない。」 そこに映し出されたのは、これも当然のことながら、A美のローアングルのバックショットだ。Ch-Xは、A美が激怒するのを、覚悟した。

くりいむレモン#22

 Ch-Xは、てっきり怒られるものと思っていたが、A美の言葉は、Ch-Xの意表を突くことだった。あのビデオを一緒に鑑賞しようというのだ。 「えっ。」 咄嗟に聞き返すCh-X。ほっとすると同時に、喜びの感情が沸き起こってくる。 二人は、ビデオを観はじめた。A美も興味津々で画面に見入っている。画面上のU島先生と隣にいる生(なま)のA美。またしても勃起してしまうCh-Xだった。それにしても、幼馴染みとはいえ、A美の息遣いがわかるほど、間近にA美と接近することは、これまでもあまりないCh-Xだった。思わずドキドキしてしまうCh-Xだった。 ビデオを観終わると、A美が言った。 「(ビデオテープが)もうひとつあるわね。」

くりいむレモン#21

 「そ、そこは...。」 焦るCh-X。 「開けるわよ。(ガラッ)」 躊躇なく押し入れの戸を開けるA美。ぼう然としているCh-X。 「あったわ。」 そこには、ふたつのビデオテープ(VHS)の存在があった。Ch-Xが、考えているひまもなかったため、押し入れの扉を開けると、すぐ目に入る位置にそれはあった。 「これよ、これ。これが見たかったの。」 どうやら、A美の目的は、最初から、この二本のビデオテープだったようだ。 「この間、一緒にボールを探してくれた時に、“あそこ”でビデオを撮影していたでしょ。Ch-Xくん。それが見たかったのよ。」 万事休したかに思えたCh-Xだったが。 「一緒に見ましょう。」 しかし、A美の言ったことは、Ch-Xにとって意外なことだった。

くりいむレモン#20

 「Ch-Xくん...。」 A美が話しかけてくる。 「どうしたの、A美ちゃん。こんな急に...。」 気が動転していて、なにを言っているのかわからないCh-X。 「うううん。別に。急に顔が見たくなったから来てみたの。」 慌てているCh-Xを意に介さず、退けると、主の許可を待たずに、部屋に入ってくるA美。部屋の主であるCh-Xの存在を無視して、部屋の内部(なか)を行ったり来たり、うろうろするA美。なにかをさがしているようだ。 「A美ちゃん、あの...。」 いっそう、落ち着きがなくなるCh-X。 「ここがあやしいわね。」 つかつかと押し入れに歩み寄る。

くりいむレモン#19

 「A美ちゃん...。」 驚くCh-X。突然のA美の歴訪に驚き、立ち尽くすCh-X。股間のものも立ち尽くしている。(気が動転していて、急いで出てしまったため勃起したままだった。)勃起したままなことに気付き、恥ずかしがるCh-X。しかし、A美は、そんなCh-Xの股間の状態には気付かぬ様子で、Ch-X に話しかけてくる。

くりいむレモン#18

チャイムの音も気にならない様子で、ビデオ鑑賞に没頭しているCh-X。画面上では、U島先生とS山の体があやしく蠢いている。 (まただ。) Ch-Xは、またしても“あの感覚”に襲われた。勃起するたびにやってくるこの感覚。この感覚は一体なんなのか...。 家の玄関のドアが開く音がする。(Ch-Xは気にならなかったが。)家人がドアを開け、訪問客を招じ入れたのだ。どうやら、怪しい人物や宗教の勧誘ではないようだ。それでも、ビデオに夢中のCh-Xの気にはならない。やがて、ややあって、Ch-Xの部屋のドアをノックする音があった。さすがに気付くCh-X。あわてて、テレビの電源を切り、ビデオデッキからテープを取り出すと、押し入れにテープを隠す。 鍵をはずし、ドアを開けるCh-X。 そこには、A美の姿があった。

くりいむレモン#17

 そのビデオテープは、全部で二本ある。いわずとしれた、A美とU島先生を撮影したテープである。Ch-Xは、それらのビデオテープ(ビデオ)を観ながら、興奮していた。 (なんだ、この感覚は。) Ch-Xは、自分のからだに異変を感じていた。異変を感じたのは、いまがはじめてではなかった。先日の、テニス部の別棟での件以来のことである。あの日、Ch-Xは、U島W奈先生とS山S男のセックス!シーンを見ながら、勃起した。Ch-Xにとってうまれてはじめての経験だった。そして、その直後、じわじわと(おもとして下半身方面から)立ち上ってくる感覚があった。ムズムズするような、そんな感覚であった。 (なんなんだ、この感覚は...。) Ch-Xには、その感覚がなにに由来するものなのかわからなかった。その時、玄関のチャイムが鳴った。

くりいむレモン#16

A美の、色白の太ももがまぶしい。Ch-Xは、そんなA美のパンティーむき出しの下半身を、食い入るように見つめている。Ch-Xは、勃起していた。U島W奈先生(一部の生徒には、D奈先生とも呼ばれている。Dは、“デカ”や“デカい”を意味するD。)で、勃起を覚えて以来、ビデオを観ては勃起しまくりのCh-Xであった。ビデオとは、もちろん、先日、自分で撮影したビデオである。とはいえ、まだオナニーは覚えていないCh-Xであった。

くりいむレモン#15

 Ch-Xは、その自分の部屋でなにをやっているのかというと。Ch-Xは、ビデオを観ていた。テレビの横にビデオデッキがある。VTR(ビデオテープ)は、VHSだ。ビデオの画面(テレビ画面)に映し出されているのは、女性の下半身のローアングルショットだ。女性というより女子といった方がしっくり来るような背格好だ。ビデオの画面(テレビ画面)に映っているその女性(女子)は、テニスウェアを着ているようだ。(ローアングルのアップショットのため、よくわからない。)スコートに縁取られた純白のパンティーが大アップになっている。画面に映っているのは、A美だ。

くりいむレモン#14

Ch-Xの自宅。Ch-Xは、学校(都内にある私立の中学校)から帰ると、着替えてすぐ、二階の自室へと上がった。閉じこもっているという趣(おもむき)があった。窓は閉め切ってあり、カーテンもきっちり閉まっている。ドアの鍵もしっかり掛けてある。 ちなみにCh-Xはひとりっ子である。 部屋の中でも、トレードマークである、つばの付いた青い帽子は、しっかりかぶっている。 これで誰も自分の部屋に入って来れない。自分だけが、部屋を占有でき、誰にも自分の邪魔をされることも、自分のやっていることを見られることもない。こここそ、Ch-Xの支配する領域。Ch-Xの〈世界〉であった。(親はいるが。)

くりいむレモン#13

  第 二 部

くりいむレモン#12

U島先生のバストトップと一緒にそそり立ったCh-Xのペニス。しかし、そんな自分のからだの変化が気にならないほど、Ch-Xは、目の前のことに興奮していた。 その時、U島先生の目が動いた(ようにCh-Xには思えた)。こちらを見ている?!そんなバカな。ありえない。焦るCh-X。目をしばたたく。しかし、次の瞬間には、もうU島先生の目はもとの位置に戻っていた。 (いまのは一体?...。) しばらく呆然とするCh-X。ベッド上では、あいかわらずU島先生とS男が、くんずほぐれつしている。しばらくして我に返るCh-X。ついでに手にしたハンディーカムの存在も思い出した。(それまで、ハンディーカム越しでなく、肉視で部屋の内部(なか)を見ていた。)ハンディーカムを持ち上げ、構えると、室内を撮影し出す。一部始終を撮り終えると、ふたりは、U島先生らに気付かれないうちにと、そそくさとその場を去った。その場を去るまで、ふたりの耳に、U島先生の色っぽい喘ぎ声が谺していた。 ↑以上が、Ch-XとA美が急接近することとなる”ある事件”の顛末である。 第一部 完

くりいむレモン#11

S山S男は、U島W奈先生のグラマラスな肉体を、サディスティックに攻め抜いている。S山S男の真っ赤なザラつく舌が、U島先生のバストトップをなめる。U島先生のバストトップは、黒ずんだざくろのような色をしていた。ちなみに29歳である。U島W奈先生は。U島先生のおっぱい(Dカップ超級の爆乳)は、張り切っていた。S山の舌になめられて、U島先生のバストトップが、硬くそそり立つ。生唾を飲み込むCh-X。心臓が激しく鼓を打っている。Ch-Xの目が大きく見開かれる。瞳孔が拡大する。こめかみと腋の下を、汗が流れ落ちる。その時、Ch-Xのからだに変化が起こった。下半身がむずむずする。Ch-Xの、足と足の間にある、なにかが硬くなってくる。そして、それは、硬くなるだけでなく、膨らみ始める。膨張する、Ch-Xの股間にあるなにものかは、パンツとズボンを下から突き上げ、なおも膨張していくのだった。ズボンが、ゆるやかな弧を描く棒状に膨らんでいく。いつか見たビデオの男のようだった。Ch-Xは、生まれて初めて勃起した。

くりいむレモン#10

 その二人の姿がベッド上にあった。U島先生は、服を着ておらず、他方、S山の方は、服を着ている。そのことから、二人が主従の関係にあることが、Ch-Xにもなんとなくわかった。その二人が、いま、Ch-Xの目の前で絡まり合っているのだ。U島W奈先生といえば、その妖しい美貌と爆乳から全校男子生徒の憧れの的である。学園のマドンナといっていい人物である。Ch-Xも例外ではなかった。A美のことは別として、Ch-XにとってU島先生(数学教師)は、憧れの存在だった。その憧れの女性(ひと)である、U島先生が、自分の目の前で自分以外の♂に犯し抜かれているのだ。しかもそれが自分と同じ中学二年の男子なのだ。Ch-Xは、ショックろ嫉妬と羨望で頭がおかしくなりそうだった。

くりいむレモン#9

男の方は、同じ二年のS山S男(仮名)。女の方は、U島W奈先生(仮名)だ。S山S男は、この私立中の理事の御曹司。学園の権力者だ。精悍な容貌、V字型の引き締まったボディーの持ち主である。優形で痩せ型のCh-Xとは正反対の人物と言えた。一方のU島W奈先生は、数学教師。テニス部の顧問でもある。眼鏡。セミロングの黒髪。色っぽい顔。背が高く、グラマラスボディーの持ち主だ。やんちゃな生徒は、U島先生のことを、ふざけてD奈(Dは、“デカ”(つまり、(おっぱいが)デカい、という意味である。)のD)と呼ぶ生徒もいる。それほどW奈先生のおっぱいはデカかった。Ch-Xの予想では、Dカップではきかなかった。

くりいむレモン#8

 じっくりA美のローアングルショットを堪能すると、今度は、Ch-Xの興味の対象は、建物の中へとうつった。 「A美ちゃん、僕にも見せてよ。」 長いことかたまっていたA美も満足したらしく、壁穴をはなれた。Ch-Xがかわって壁穴を覗き見る。 「!」 Ch-Xも状況を察知したようだった。ラケットやボールの散乱した室内。ベッド。その上の男と女。Ch-Xは、その男にも女にも見覚えがあった。

くりいむレモン#7

男の方は、服を着ていたが、女の方は、服を着ていなかった。そのことから、なんとなく主従関係がわかるようだった。声は、この女性の口から漏れているのだった。快楽に喘ぐ声だった。男と女は、あきらかにセックスをしているのだった。A美は、しばらくかたまっていた。壁の穴がそういう高さのところに開いているため、位置関係上そうならざるを得ないのだが、A美は、中腰になっている。テニスウェアの短いスカートからパンティーが見えそうな、えげつないアングルだ。Ch-Xは、ハンディーカムを構えて、思わずしゃがみ込んだ。絶好の角度でパンティーショットが撮影できる。建物の内部(なか)になにがあるのかわからないが、こんなラッキーチャンスがめぐってくるとは思いもよらないCh-Xであった。

くりいむレモン#6

 A美の目に飛び込んできたのは、寝台の上のものだった。いや、正確には、「ものたち」だった。ベッドの上には、動くもの(動くものたち)の姿があった。それは、二人の人間(人)だった。男性と女性。男と女。♂と♀。ベッドの上で、一組の男女が動いているのだ。ベッド上の、二人の男と女は、たがいに抱き合い、絡まり合いながら、なにかをしているのだった。蠢くふたつの肉体...。

くりいむレモン#5

A 美は、棟屋の内側(なか)を見ようと、壁に開いた傷(穴)から、中を覗き見た。どうやら、幽霊やおばけのたぐいではないようだ。声は、幽霊やおばけのものではなく、人のそれだ。そして、その声は、どうやら女性のものとおぼしかった。 A 美の目に飛び込んでくるものがあった。棟屋の部屋の中には、テニスの用具などが散乱している。部屋の奥の方に,部員や職員の休息用であろう、寝台が置かれている。