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Sexy Cave 第十五話

 巨大蛸は、触手(脚)を差し伸べる。刻一刻とその体色を変化させる触手は、ゆっくりとケイト、M子、紗姫たち三人に向かって迫ってくる。紗姫たち三人は、自分たちに巻きついている蛸の触手から逃れようともがくが、触手は頑強に女たちのからだをとらえてはなさない。そして、ついに...。

Sexy Cave 第十四話

 湖面から姿を現したそれは、巨大な丸っこい物体だった。人間でいうなら頭部に相当するであろう胴体。ふたつの目。波打った瞳。特にそのものをあらわす一種独特の短い管状の器官。 ケイト、M子、紗姫の三人の予想どおり、それは、まごうかたなき「蛸」だった。しかし、問題はその大きさだった。その生き物は、体高だけで裕に二メートルはあろうかという大蛸だったのだ。三人は、その大きさに言葉をうしなった。そして、「それ」は、三人に対してあきらかな感心を持っているようであった。

Sexy Cave 第十三話

 それは、まちがいなく海に棲む軟体動物の触手(脚)だった。それは、この巨大な地底湖が、内海とつながっていることを示唆するものだった。そして、次の瞬間、三人の背後の湖から新たな“なにか”が浮上してくる。ズズズズ...、とでもいいたくなるような重々しい気配とともに、巨大な物体が出現する。ケイト、M子、紗姫の全員が、それがなんであるのか完全に見当がついていた。

Sexy Cave 第十二話

 ケイト、河合M子、紗姫の三人娘は、何者かに巻きつかれ、持ち上げられた。宙吊りにされる三人。三人の女たちに巻きつき持ち上げているものは、長大な触手だった。刻一刻と色彩を変化させるそれ。それには、特徴的なことに吸盤がついていた。それもひとつやふたつでなく、無数に。吸盤は、二列になっているのだった。 「こ、これは...。」 紗姫が、それがなんであるのかに気付いた。他の二人も同じだった。

Sexy Cave 第十一話

 ケイト、年齢=25歳。高身長。グラマラスボディ。Kカップ爆乳。すみれ色の腰まである長い髪。 河合M子、年齢=28歳。高身長。やや華奢な体型。普通乳。ウェーブのかかった長い黒髪。 紗姫、年齢=不詳。高身長。グラマラスボディ。巨乳。セミロング。黒髪。

Sexy Cave 第十話

 三人は、ふ、と、背後に気配を感じた。紗姫(さき)たちは、一斉に後ろを振り返ろうとする。が、しかし、三人が背後を振り返るよりも早く事態は展開する。三人のからだに「なにか」が巻き付いてくるのだ。 ケイト、河合M子、そして、紗姫たち三人のからだが、その「なにか」によって持ち上げられてしまう。 「ああ~~~~っ!!!!」 空間に浮揚する三人。

Sexy Cave 第九話

そこにあったのは、〈穴〉だった。洞穴の壁に開いた穴...。人工物かと思わせるほど、ほぼほぼ、完全な矩形の穴である。この奥に「財宝」が隠されているのだろうか?三人は、壁に開いた矩形の穴に近づいた。と、その時...。