パンチラ学園X 第五十九話

 少年Xは、童貞だったが、男性としての機能は、すでに充分だった。紗姫先輩を襲うのをガマンするのがむずかしかった。反対側の連中も、童貞だろうが、Xと同様、機能は充分のはずである。では、なぜ、一人として紗姫先輩を襲おうとしないのか。そこには、暗黙のルールでもあるのだろう。だが、Xはちがった。Xは、抜け駆けする気まんまんだったのである。

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