パンチラ学園X 第四十七話
Yは、もとの位置に戻ったようだった。それにしても、少年Yは、自分の意思で落ちてきたわけではなかった。あくまで、「事故」だったのだ。紗姫先輩に興奮しすぎ、樹上から身を乗り出しすぎた結果、あやまって落下したのであった。それがYにとってはラッキーな結果になったわけだった。一方、紗姫先輩は、シャワースタンドに向き直っていた。この間、シャワーは、出しっぱなしだった。シャワーの湯の下のあたり、シャワーヘッドから噴出する湯が、末広がりに拡散しながら降り注いでいるあたりに虹ができていた。
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